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田舎の土地 査定不可能で売れない場合どうする?

最近、起きたできごとを書こうと思います。

高齢となり、最近身の回りを整理し始めた両親。

その中でも、40数年前に購入した栃木にある放置しっぱなしの土地が目の上のたんこぶだったそうです。

当時、投資のために購入したそうですが、まったくその土地近辺は栄えず土地をずっと放置。

このままだと、価値のない土地を相続しても子どもに迷惑がかかるだけということで、意を決して手放すことにしたそうです。

…が、しかしその土地は不動産会社に問い合わせても査定依頼を対応してくれる不動産会社がないということにぶち当たり…

果たして、両親が投資として購入した土地が、今となっては価値のない土地をどのようにして手放していったのか体験を綴っていきます。

田舎の土地 査定不可能?

両親が新聞広告の不動産会社を見つけて、すぐに電話をして早速手続きを始めました。

ですが、他の不動産会社の比較もせずにさっさとその1社だけで片付けようとしていたので、ちょっと待った!をかけました。

なにせ、両親は高齢なのでインターネットもよく使いこなせないため、比較しようにも彼らにとっては簡単ではありません。

そして、その土地はまったく価値がないと思っているので絶対!売れない!!と思っています。

だから査定などしても意味がないということなんです。

ですが、ググってみると田舎の土地の相場や、売れるために必要なことや、諦めないでその土地がある不動産会社に何件か当たってみるといいなど色々と書いてあったので、私がネットで一括査定を2サイトに依頼しました。

1サイトはまったく返事も返してもらえず、もう1つのサイトは返事がきて「査定依頼内容をお受け出来る不動産企業様の登録がない」ということでした。

この返事をもらったあとにも、査定をしてくれる4サイトにそれぞれ登録したのですが、それも全て「対応できる不動産会社がない」という返答でした。

どこも不動産会社が査定をしてくれなければ比べることもできないし、売ることもできない?

やはり、まったく価値のない土地だから、不動産会社も請け負ってくれないということなのでしょうか…

不動産会社が取り扱わない理由

ことごとく査定ができないという結果になりましたが、よくよく調べると「市街化調整区域」だと売れにくいのだとか。

「市街化調整区域」というのは、市街地から離れている郊外や農地が広がる田舎の土地などの区域のこと。

そして、

「市街化区域」とは、すでに市街地を形成している区域やおおむね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域のこと。

東京23区は、「市街化区域」になるそうです。

さらに調べていくと、田舎の土地は不動産会社は「売りたくない」のが本音のようです。

田舎の土地は売買価格が安く、仲介手数料も最低レベルのため、請負ったところで赤字になる可能性があり、不動産会社にはメリットは少ないのだそうです。

これを見て、「だからか…」と腑に落ちました。

なぜなら、購入した土地は林のようになっているからです。

購入した土地は市街化調整区域なのか?

今は、グーグルマップで探したい場所を探すことができ、見ることができますよね。

本当に便利な世の中になりましたよ。

それで早速、グーグルマップで放置しっぱなしの土地を探して見てみました。

上からみると林…いや森かも…というくらい木が生い茂っています。

古い記憶をたどると、40数年前の購入直後にその土地の見学に行ったのを子どもながらに覚えています。

ですが、その後はずっと見に行かずに放置のままでした。

そして、その見学から20年後に1度だけ、私と母が栃木まで車を走らせ土地がどうなっているのかを見に行ったことがあります。

購入当時は、田舎なので周りも何もない状態でしたが、ちゃんと土地の区画整理がされていて名前が書かれた看板が立ててありました。

20年後に見に行ったときは、古びて名前が薄く消えかかっていてよく見えない看板が地面につき刺さっていました。

大きな木が何本か生えていていい具合に更地が日陰になっていて、避暑地のような感じでしたが、雑草はちょこちょこと生えているだけでした。

でもなぜ、20年も放置していたのに荒れていなかったのかというと、その土地の向かいに家が建っていてその住人がシイタケ栽培をしていたのです。

きっと私たちの声が聞こえたのでしょう。

その向かいの住人が出てきて、「この土地の所有者の方ですか?」と声をかけてきて家に招いてくれました。

その住人の方は、20年も放置されていてどこの誰のものかも不明で連絡先もわからないので使用しても大丈夫だと思いシイタケ栽培をしていたのだそうです。

こちらからすると、「無断で…」とは思いますが、確かにほったらかしていたし連絡先もお互い知らなかったわけですからね。

どうせ何にも使わない土地だし、その方が有効活用できるなら喜んで使ってくださいだし、ちゃんと除草もしてくれてお互いにメリットになるのなら、そのまま使ってくださいとお話しました。

それからまた20年が経ちましたが、まだシイタケ栽培はされているようです。

話はそれましたが、グーグルマップで確認するとその一角には2件の家が建っており、その周辺もちらほら家が建っていました。

ですが、やはり近辺は森が多いので、ここ一帯は土地が売れにくい「市街化調整区域」だと思い込んでいました。

今は便利なことに「市街化調整区域」かどうかをネットで調べることができるんです。

「地域名+市街化調整区域」と検索窓に入れれば都市計画マップなどを見て確認できます。

それで早速調べてみました。

すると、両親の持っている土地界隈は「非線引き」と言って「線引きしていない都市計画区域」

???・・・

「非線引き」の都市計画区域というのは、「市街化区域」「市街化調整区域」のどちらにも該当しないのだとか。

ということは、「市街化調整区域ではない」ということがわかりました。

えー!( ゚Д゚)!

「市街化調整区域ではない」ということですが、「将来的には都市計画に基づいて区域区分する予定だが、現在はまだなにも決められていない地域」ということで曖昧なわけなんですね…

田舎の土地が売れない理由

先にも話しましたが、「市街化調整区域」だと売れにくいので不動産会社が売れませんと断ってきます。

それ以外にも、田舎の土地は売れない理由があります。

●生活インフラが整っていない(下水道・電気など)
●土地が広すぎる
●立地が悪い

などがあります。

このような土地だと、不動産会社はますます敬遠します。

田舎の土地売買に長けている不動産会社を探す

できるなら、当時販売していた不動産会社にお願いしたほうが早いのですが、すでにその不動産会社はないのだそう。

一般的に考えることは、少しでも土地を高く売りたい。

もしくは、安くてもいいから土地を手放したいと考えます。

どちらにしても、『不動産会社に査定してもらう』というのがパッと思いつきます。

なので、インターネットで一括査定などお願いすると思うのですが、今回のように不動産会社から査定できないと言われる場合もあるわけです。

無知ゆえの結果なのですが、こういうことがあったからこそ「市街化調整区域」ということを知ることができました。

なので、「市街化調整区域」などを専門とする不動産会社もあるわけで、

「土地 査定」で検索すると、たくさん大手不動産や、その他にもたくさん出てくるのですが、「市街化調整区域 不動産会社」で検索すれば、このカテゴリーでもないということはないのです。

ただ、両親の土地は「非線引き」

ますます不動産会社が敬遠する土地なのではないかと思わざるを得ません。

なおさら、私の両親は早く決着をつけたいようなので、一番最初に見つけた新聞広告の不動産会社にお願いするということでした。

そこは、『不要な土地を有料で引き取る』という不動産会社なのです。

両親は、お金を払ってまでその土地を手放したいというのです。

私も協力してあげられるとこはしようと思っていますが、なにせ遠く離れた海外に住んでいるので遠隔操作になってしまいます。

ネットで査定などはできますが、結局問い合わせしたり、手続きしたり行動するのは両親なので、自分たちで決めた不動産会社でさっさと終わらせたいと考えているようです。

私からすると、もっと納得いくまで探してそれで少しでもお金になるなら売ったほうがいいし、本当に売れなければ最後の手段として有料で引き取ってもらうとしたほうがいいとは思うんですがね…

ということで、今その不動産会社と進行中なので、追って進捗状況をお伝えしたいと思います。